唯「四月は君の華」
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2:1[saga]
2018/03/20(火) 21:05:41.16 ID:NiGcwUvh0
けいおんクロスss『白金の空』第二部です。
第二部は四月は君の嘘とのクロスオーバーです。

第一部はこちらです
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1521297992/
以下略 AAS



3:1[saga]
2018/03/20(火) 21:06:23.89 ID:NiGcwUvh0
【中学時代】


1.

以下略 AAS



4:1[saga]
2018/03/20(火) 21:07:27.40 ID:NiGcwUvh0
2.

「なんで……泣いてるんですか?」

私は2階の少女に、心持ち背伸びをするように話しかけた。
以下略 AAS



5:1[saga]
2018/03/20(火) 21:08:08.82 ID:NiGcwUvh0
3.

「何をやってたんですか?」

私は少女が階段から降りてくるのを待って、そう切り出した。私たちは帰るために生徒玄関へ向かう。
以下略 AAS



6:1[saga]
2018/03/20(火) 21:08:35.49 ID:NiGcwUvh0
4.

「平沢先輩、アイス食べて行きませんか?」

平沢先輩はぎこちなく私の隣を歩いていて、私の言葉を聞いて不思議そうにする。
以下略 AAS



7:1[saga]
2018/03/20(火) 21:12:13.62 ID:NiGcwUvh0
5.

「アイスがそんなに珍しいですか?」

二段アイスにがっつく平沢先輩を横目に、私はちまちまと山を崩していった。
以下略 AAS



8:1[saga]
2018/03/20(火) 21:13:10.89 ID:NiGcwUvh0
6.唯side 同日夜

「どうしたの? お姉ちゃん」

「ん、なにが?」
以下略 AAS



9:1[saga]
2018/03/20(火) 21:14:17.63 ID:NiGcwUvh0
7.梓side 次の日 昼休み

私はお弁当を持って二階の廊下を歩く。入学したばかりの中学校は、とても広く感じた。

「失礼しまーす……」
以下略 AAS



10:1[saga]
2018/03/20(火) 21:14:55.80 ID:NiGcwUvh0
8.

他愛もない話。どこにでもある日常。
そんな当たり前を、私たちは人の目を逃れて楽しんでいた。

以下略 AAS



11:1[saga]
2018/03/20(火) 21:19:02.70 ID:NiGcwUvh0
9.

「正直な話、上手く弾けてるとは、自分では思ってます。でもよく言われるんです。お前の演奏はつまらないって」

ドの音にはドの音、レの音にはレの音。じゃあ私の感情には、何の音を出せばいいのだろう。
以下略 AAS



12:1[saga]
2018/03/20(火) 21:20:11.05 ID:NiGcwUvh0
10.

「ピアノは弾かないよ」

唯先輩はピアノの前に座り、鍵盤を撫でた。謝るように、私に背を向けるように。
以下略 AAS



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