9:1[saga]
2018/03/20(火) 21:14:17.63 ID:NiGcwUvh0
7.梓side 次の日 昼休み
私はお弁当を持って二階の廊下を歩く。入学したばかりの中学校は、とても広く感じた。
「失礼しまーす……」
音楽室の中には唯先輩が一人でいた。ピアノの前に座っている。
唯先輩は私に気づくと、大きく手を振る。
「梓ちゃん、いらっしゃい!」
唯先輩は昨日より自然な笑顔で、私を迎えてくれた。
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