8:1[saga]
2018/03/20(火) 21:13:10.89 ID:NiGcwUvh0
6.唯side 同日夜
「どうしたの? お姉ちゃん」
「ん、なにが?」
私は憂の作った特大ハンバーグを頬張る。
「何かいいことでもあったの? お姉ちゃんすっごく楽しそう」
憂は自分のご飯にも手をつけずに、楽しそうに私に問いかける。
「えっとね、今日……」
私は、笑みが零れ落ちてしまっていた。
「今日、友達ができたんだよ……」
それから寝るまでずっと、たくさんの希望とちょっとの不安で私の心はどきどきしていた。
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