42:名無しNIPPER[saga]
2018/04/24(火) 23:27:34.23 ID:XCeenfMP0
理樹「なにか策でもあるの?」
葉留佳「そりゃーありますとも!あらゆる場所でいたずらをするためにいくつもの扉を開けてきたはるちんスッよ!?」
理樹「あはは…確かに」
43:名無しNIPPER[saga]
2018/04/24(火) 23:47:20.90 ID:XCeenfMP0
理樹(廊下に出ようと扉に手をかけた瞬間、恭介からストップがかかった)
恭介「待て理樹っ!!」
理樹「な、なに…?」
44:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 00:03:44.94 ID:xwBgkhJT0
理樹(その後はセキリュティも流石に薄く、ライトとタオルを手に入れると内側から大窓を開けて外に出れた。当然のように病院の周りには万里の長城のように柵が設けられていた)
謙吾「おっ、見ろ理樹!あっちの隅にボロボロの部分があるぞ!」
理樹(謙吾が宝物でも見つけたかのような声で僕に言った。確かに長年直すのを面倒臭がっていたのがよく分かるほど穴が空いているフェンスがあった)
45:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 00:25:25.89 ID:xwBgkhJT0
理樹(病院から何キロか離れると光源が持ってきたライトしかなくなった。山道とはいえ裸足で歩いていたからアスファルトの工事がなされているのは不幸中の幸いだった)
美魚「しかし星降る夜とはよく小説で見る表現ですが実際、街の灯りが無いところで見てみると納得がいきますね」
理樹「うん……」
46:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 00:41:19.38 ID:xwBgkhJT0
理樹「鈴は僕を本当に心配していたし、最後まで僕の為に行動してた。なのに僕は妙な嫉妬なんかしてさ、あの男の人と仲良くしてるんじゃないかって勘繰ってさ、酷い言葉を……なんなら僕よりよっぽどお似合いだよ、彼は」
美魚「直枝さん。そういう事はいくら考えても解決はしません。もう鈴さんにはただ謝る、そう決めたんでしょう?だったらそれ以外はあまり考えない事です」
理樹「でも、実際僕は酷い奴だ。鈴も謝られたところで……」
47:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 00:57:29.80 ID:xwBgkhJT0
……………………………….
……………
48:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 01:08:36.46 ID:xwBgkhJT0
ッツーッツー
理樹「ダメだ……かからない」
理樹(佐々美さんの電話番号自体は覚えているはずだが何故か電話に繋がらなかった)
49:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 01:09:45.86 ID:xwBgkhJT0
続く
まだ見てくれていてありがとう!あと少しだ(∵)
50:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 21:27:46.64 ID:VNhiJr+O0
車内
佳奈多「…………ああもう……くっそ〜……ブツブツ…」
理樹「………ええと…」
51:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 21:36:25.40 ID:VNhiJr+O0
佳奈多家
理樹「ぐっ……」
理樹(足のピリッとした痛みで目を覚ました)
52:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 21:57:29.45 ID:VNhiJr+O0
…………………………………
…………………
63Res/53.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20