44:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 00:03:44.94 ID:xwBgkhJT0
理樹(その後はセキリュティも流石に薄く、ライトとタオルを手に入れると内側から大窓を開けて外に出れた。当然のように病院の周りには万里の長城のように柵が設けられていた)
謙吾「おっ、見ろ理樹!あっちの隅にボロボロの部分があるぞ!」
理樹(謙吾が宝物でも見つけたかのような声で僕に言った。確かに長年直すのを面倒臭がっていたのがよく分かるほど穴が空いているフェンスがあった)
理樹「本当だ。一応タオルを持ってきたけど必要なかったみたいだね」
理樹(最悪フェンスの上の有刺鉄線をこのタオルで被せて登り切ろうと思っていたが大きく体力を温存出来そうだった)
ズッ
理樹「よーし!」
理樹(フェンスを抜け出し、ようやく大きな声を出せた)
小毬「脱出おめでと〜!」
理樹「ありがとう!さあ、出て行ったのがバレる前にさっさとここから離れよう」
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