45:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 00:25:25.89 ID:xwBgkhJT0
理樹(病院から何キロか離れると光源が持ってきたライトしかなくなった。山道とはいえ裸足で歩いていたからアスファルトの工事がなされているのは不幸中の幸いだった)
美魚「しかし星降る夜とはよく小説で見る表現ですが実際、街の灯りが無いところで見てみると納得がいきますね」
理樹「うん……」
理樹(確かに色々不安が残り、厳しい条件に立たされている最中の今、びっくりするほど綺麗な星だけがこうなってよかったと思える要素だった)
理樹「ふふっ……そういえばこの半年間で夜に出歩くのは初めてだな」
美魚「おっと、ちゃんと足元は見てくださいね?この暗さだといつコーナーの目の前を歩いていてもおかしくありませんから」
理樹「う、うん…」
美魚「…………」
理樹「……………」
理樹(本当はこうやって一緒に歩いている西園さんも想像の産物に過ぎないと分かっていたが、話さずにはいられなかった)
理樹「鈴……やっぱり怒ってるかな」
美魚「直枝さん…」
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