43:名無しNIPPER[saga]
2018/04/24(火) 23:47:20.90 ID:XCeenfMP0
理樹(廊下に出ようと扉に手をかけた瞬間、恭介からストップがかかった)
恭介「待て理樹っ!!」
理樹「な、なに…?」
理樹(恭介がなにやら扉の端々をじっくり観察すると「やはりな」と一人で頷いていた)
恭介「なにか室内に紙のように薄いものはないか?本当に紙のような質感のものではダメだ」
理樹「えっ?」
理樹(いきなり妙なことを言うなと思ったが、恭介のことだ。何かあるのだろうと特に反対せず部屋を見渡した)
クド「あっ、リキー!ここにトランプがありますよ!」
理樹(そういえば部屋の棚にプラスチック製のトランプがあったことを思い出した。それを取り出して恭介に見せると満足げに頷いた)
恭介「よし、それをだな…」
理樹(恭介が扉の隙間を慎重に上から下へ見つめて行くと一番下を注視して僕を呼んだ)
恭介「理樹、トランプのカードを扉のここに挟め。それからぴったりくっつけたまま開けるんだ」
理樹(よく分からない指示を受けるもその通りに動くことにした)
恭介「よしそのまま絶対カードを離すなよ…そのまま出て閉めるんだ」
理樹(扉を閉めた。外側の空気はとても綺麗で、静かで、少し肌寒かった)
恭介「よし、カードを引き抜いていいぞ。念のためそれは持っておけ」
理樹「うん…それはいいけどどうしてこんな事を?」
恭介「実はあれはレーザーポインターのようなセンサーが付けられていたんだ。最近は学校にもよく設置されてあるんだがあれを不用意に開けると警報が鳴って危うくゲームオーバーになる所だったな。はははっ!」
理樹(恐ろしい話を軽く話す恭介だった)
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