追われてます!'
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305:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:41:56.83 ID:3FrzmiYZ0

 やがて、部長さんは塔屋にもたれて、空に向かって小さく息を吐いた。

「……はあ、駄目だよね。こんなんじゃ」

以下略 AAS



306:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:43:01.78 ID:3FrzmiYZ0

「シノちゃんは、優しいよね。……優しいから、私もシノちゃんに甘えたくなる。
 だから、いまだって泣きそうになってる。拒まれなかったことを嬉しく思ってる」

「……はい」
以下略 AAS



307:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:43:35.69 ID:3FrzmiYZ0

「出来ましたよ」

 と声を掛けると、手だけをこっちに向けてくる。
 さっきのように、今度は後ろから腕を回す。ふわりとした香りが漂う。
以下略 AAS



308:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:44:22.61 ID:3FrzmiYZ0

【文化祭 2ー7】

 クレープを三つ持った零華が教室から出てきた。

以下略 AAS



309:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:44:54.05 ID:3FrzmiYZ0

「そっちよこせよ」

「いいじゃないですか」

以下略 AAS



310:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:45:32.69 ID:3FrzmiYZ0

「さっきの奈雨ちゃんの様子、聞きたいですか?」

「かわいかったの?」

以下略 AAS



311:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:46:26.79 ID:3FrzmiYZ0

 零華の反応は、思ったよりも薄く、

「先輩って酔ってても絶対そういうことしないと思いますし……」

以下略 AAS



312:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:47:11.75 ID:3FrzmiYZ0

「実を言うと、最初からわかってたんですよ」

「何を?」

以下略 AAS



313:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:47:54.96 ID:3FrzmiYZ0

 さして抵抗もせずにつねられていたが、「あ」と何かを思い出したように手を離された。

「これから部活でもよろしくです!」

以下略 AAS



314:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:48:50.23 ID:3FrzmiYZ0

【文化祭 2ー8】

 完売したという連絡を受けた後、部室に向かう。

以下略 AAS



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