291:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:31:37.47 ID:3FrzmiYZ0
【文化祭 2ー4】
「あー、また女の子連れてる!」
292:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:32:25.25 ID:3FrzmiYZ0
「いやいや、まだこれからです」
「あの子は? なんだっけ、萩花ちゃん?」
293:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:32:52.08 ID:3FrzmiYZ0
「あの、そういう話はちょっと……」
と部長さんは戸惑ったように私に視線を向けてくる。
294:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:33:45.93 ID:3FrzmiYZ0
【文化祭 2ー5】
「すごく暇だ」
295:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:34:24.85 ID:3FrzmiYZ0
「どうぞ」
「……」
296:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:35:04.64 ID:3FrzmiYZ0
「職員室……えっと、その人とは別の話なんですけど、森実さんっていますか?」
「森実……」
297:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:36:33.57 ID:3FrzmiYZ0
【文化祭 2ー6】
「あの、すみません。職員室ってどこにあるかわかりますか?」
298:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:37:04.42 ID:3FrzmiYZ0
その先生──ヒサシ先生は、女の子の姿を視認するとかなり驚いたように目を丸くする。
「東雲、ちょっとコーヒー取ってきてくれないか」
299:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:37:59.00 ID:3FrzmiYZ0
ここに来る途中だって、何一つとして話をしなかった。
私が口下手だってこともあるかもしれないけれど、それはそれとして、だと思う。
「そうか。東雲は胡依と一緒じゃなかったのか?」
300:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:38:27.83 ID:3FrzmiYZ0
「わかった。なら、あいつと会ったら携帯を見るように言っといてくれないか」
「は、はあ……わかりました」
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