【ミリマス】コトハジメ
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18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:34:52.67 ID:eKF+OPoOo
>>12訂正

○正直な話、芸能界なんて入る前から博打みたいなものだから。
×正直な話、芸能界なんて博打みたいなものだから。


19: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:38:14.16 ID:eKF+OPoOo
===3

オーディションが終われば、次にしなくちゃいけないのが誰を合格にするか決めることだ。

基本はプロデューサーである俺と律子に決定権があるワケだが、今回は特別に、千早にも一人分の選択権があった。
以下略 AAS



20: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:40:27.67 ID:eKF+OPoOo

「プロデューサー。また鼻の下が伸びてますよ」

「あっ、そーだったそーだった忘れてたわ。この人ってば大人の女性が好みだっけ?」

以下略 AAS



21: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:42:20.83 ID:eKF+OPoOo

……なんて調子で俺たちは採用する子を選んで行く。

やり取りこそ軽口の応酬みたいだが選考基準は実に厳しい。
実際、二十数人にまで膨れ上がっていた採用候補も最終的にはたったの七、八人にまで絞り込んだ。
以下略 AAS



22: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:44:15.17 ID:eKF+OPoOo

「いけないことは無いんだけど、余りにソツが無さ過ぎる。
アイドルってのは、もっと何かしら強いフックを持ってなくちゃ」

すると俺の意見を引き継ぐように律子が千早にこう言った。
以下略 AAS



23: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:46:24.85 ID:eKF+OPoOo

「田中さんは確かに優秀だよ。でも初めから完成されてる"優等生"じゃ
将来性にも期待できないしファンも自分を重ねられない。応援の幅も狭いからね。

……即戦力は惜しいけれど、後々の伸びしろを考えればこれは彼女の為でもある」
以下略 AAS



24: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:48:43.88 ID:eKF+OPoOo

実を言うとアイドルになるのは簡単なのだ。

オーディションの中で上手く踊り、上手く歌い、上手い具合に夢を語り、
そこそこのルックスさえあればそれなりの確率でどこかの事務所には潜り込める。
以下略 AAS



25: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:49:29.00 ID:eKF+OPoOo

そう、本当に難しいのはアイドルになることじゃなくて、アイドルで居続ける方なのだから。

「取り返しがつかない心の傷を作る前に、諦めさせるのも優しさだよ」

以下略 AAS



26: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:52:10.81 ID:eKF+OPoOo
===4

「まあ十中八九の確率で、私は無理だと思いますよ」

律子が同意し、俺もその言葉に頷いた。千早だってそうだ。
以下略 AAS



27: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/02/08(木) 23:53:58.14 ID:eKF+OPoOo

「君、どうしてこっちの会場に?」

「……事務所に行って尋ねたら、アナタはこちらにいると言われたので」

以下略 AAS



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