85: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 08:52:26.96 ID:UcB0sd1Io
===
プロデューサーの問いかけにしばし沈黙する百合子。彼女は頭で整理する。
春香の説明をまとめると、『自分よりも"弱い者"ならば従属させるのに手間は要らぬ』。
86: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 08:55:26.50 ID:UcB0sd1Io
「それでも、だからこそしもべにできたなら、こんな私にも強い忠誠心を持って
彼女は仕えてくれるかもって! そう思ったら、挑戦してみる価値はあるなと!」
強気に言い放つ百合子からは、
87: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 08:57:00.00 ID:UcB0sd1Io
「一度の効き目が弱いなら、何度も何度も繰り返す。余程のアクシデントが起こったり、
私がドジさえしなければ、きっと紗代子さん相手でもしもべ化できるハズですよ!」
まるでアメリカンコミックのヒーローのように、ひょんなことから手に入れた
88: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 09:00:51.76 ID:UcB0sd1Io
確かに彼が言う通り、百合子が劇場通いする中で紗代子と二人きりになるチャンスは無数に存在すると言えた。
多少強引な手段を講じるなら、彼女の自宅に直接押しかけることだってできはする。
……が、百合子は何かを思い出すように目を伏せて。
89: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 09:02:20.69 ID:UcB0sd1Io
「だから吸血行為をするにしても、なるべく春閣下さまやプロデューサーさんが近くで備えていてくれた方が――」
「百合子も安心ってワケか」
90: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 09:03:29.79 ID:UcB0sd1Io
「それに力も使えば使うほど、我は長く深く休まねばならぬ。
……とはいえ、その間無防備になる余を守るためにお主らを必要とするのだがの」
「あ、そうなんですか?」
91: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 09:07:19.09 ID:UcB0sd1Io
【七尾百合子のまとめ】
一つ、春閣下さまは【混沌と恐怖の権化】であり、人間の生み出す負の感情を力の糧とする。
しかし、閣下曰く覚醒してまだ間もないため十分な力の蓄えは無い模様。
92: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 09:11:14.57 ID:UcB0sd1Io
「そして四つ目。私、七尾百合子は春閣下さまに忠誠を誓うしもべであり、
下僕であり、彼女に命令されるならば世界を相手に大立ち回り――ん?」
……ところが、である。
93: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 09:27:44.81 ID:UcB0sd1Io
とりあえずここまで。
今回ネタとして触れたのは81さんが仰る通り『THE IDOLM@STER ドラマCD Scene.06 EXTRA STAGE 2』の内容から。
興味のある方は「え〜、古〜い」とか敬遠せず是非一度聴いてみてください。爆笑必至の名盤です。
94: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/17(日) 14:50:12.64 ID:Pl2TdVwXo
===3.
一・週・間・が経ったのである!
それは運命の数奇なる悪戯か? 平凡な一人の少女は蒸し蒸しとした夏の夜空を飛び回り、
95: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/17(日) 14:51:25.06 ID:Pl2TdVwXo
===
春閣下より授けられた、人類超越の素敵パワーは
その後の百合子の日常にささやかな変化をもたらした。
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