86: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 08:55:26.50 ID:UcB0sd1Io
「それでも、だからこそしもべにできたなら、こんな私にも強い忠誠心を持って
彼女は仕えてくれるかもって! そう思ったら、挑戦してみる価値はあるなと!」
強気に言い放つ百合子からは、
仕事前にネガティブな意見をつい口にしてしまういつもの様子は見られない。
一体なにが彼女をここまで強気にさせるのか?
怪訝な顔をするプロデューサーとは対照的に、
事の事情を察した春香は思わず笑い出してしまった。
「くっくっく! 大きく出おって、この身の程知らずめが」
「か、閣下様!?」
「良いではないか、Pよ。百合子はやると言っておる……
"力"の振り方に関しても、キチンと理解しているようだしな」
「力の振り方、ですか……?」
とはいえ、春香もこのままプロデューサーが話に
置いて行かれるのは困ると見たのか、「こほん!」と軽い咳払いを挟み。
「今の百合子には人間離れした腕力がある、体力もある。
一介の小娘の力程度、一度組み伏せてしまえばまず逃げられることは無い話」
「あっ! 確かに、そう言われれば……」
「後は紗代子の心が折れるまで、百合子は飽きる程可愛がってやるだけでよい。
なに、一晩をかけてみっちりと、牙の餌食にしてやればいかに屈強な心でも堕ちようて……のう?」
百合子に向かって「そうであろう?」と視線を送り、
彼女もそれに応えるよう大きく頷きこう続けた。
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