90: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 09:03:29.79 ID:UcB0sd1Io
「それに力も使えば使うほど、我は長く深く休まねばならぬ。
……とはいえ、その間無防備になる余を守るためにお主らを必要とするのだがの」
「あ、そうなんですか?」
「そうなのじゃ。まぁ、いずれは765プロ全体がお主のしもべと化す手筈。今回の紗代子はその練習台とも言うべき存在よ」
プロデューサーの胡座椅子から立ち上がると、ごしごしとお目々を擦ってこう言った。
「……してPよ、寝所はドコぞ? 我は質の良い安眠を所望する」
「えっ!? か、閣下様、ですがそれは――」
「ええいウルサイのぅ……! ベッドはどこかと訊いておる。眠い、早うお主の寝室に案内せい」
だが、プロデューサーは慌てふためき立ち上がると。
「だけど家のベッドはいつも俺が――いや、わたくしが使ってる小汚い物で……」
「ではこののち、我専用の寝具を用意するか? 場所はお主のベッドの横でよいぞ」
「そんなスペースもありません!」
「ならば喚いておらんと明け渡せ。……む! この扉の奥が怪しいのう」
寝室へと続く扉を探し始めた閣下の後追い右往左往。
そんな二人のやり取りを眺めながら、百合子はこれまでの話を自分なりにまとめることにした。
――以下は、簡単にではあるがその内容だ。
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