89: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/16(土) 09:02:20.69 ID:UcB0sd1Io
「だから吸血行為をするにしても、なるべく春閣下さまやプロデューサーさんが近くで備えていてくれた方が――」
「百合子も安心ってワケか」
「は、はい。……なので、何処かに泊りがけのロケなんかが出来れば一番良いかなって」
百合子がここまで意見を述べ終えると、プロデューサーは「ふーむ」と顎に手をやり考えだし、
春香も件の百合子の乱れ具合にさもありなんと一人納得する。
「それから春閣下さま。私、一つ訊いておきたいこともあるんです」
「なんじゃ、百合子よ?」
「どうして私にしもべ作りを? 春閣下さまのお力なら、私より容易く新たなしもべの一人二人――」
「できぬ……と、言いよりやりとうない。直接使役する死人が四人五人と増えてみよ。
定期的に血を提供せねばならぬ我の身がもたぬわ」
そうして百合子の質問に答えた春香は「はふぅ」と可愛らしい欠伸を一つこぼし。
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