29: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 18:58:32.59 ID:1/6b/enLo
だからこそ、今代の勇者には怒りすら覚える
確かに、彼は彼なりの正義に基づいて行動している
しかしその、正義の執行の仕方がよくない
30: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 18:59:13.19 ID:1/6b/enLo
――――――
31: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 18:59:41.13 ID:1/6b/enLo
近衛兵「・・・皆さんを、外に出すわけには参りません」
32: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 19:33:51.32 ID:1/6b/enLo
――――――
33: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 19:34:17.09 ID:1/6b/enLo
盗賊の父は、長きにわたって、その名に恥じぬ働きをしてきた
すなわち、盗人稼業に精を出してきたのである
しかし、年のためか遂には官憲によって捕まり王城地下牢獄に囚われるに至った
34: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 22:50:34.07 ID:1/6b/enLo
――――――
35: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 22:50:59.46 ID:1/6b/enLo
その言葉に、盗賊は耳を疑った
なぜならば、盗賊を含めた多くの国民は魔王を悪の根源と認識し
それを勇者が打倒すことで、平和が訪れると信じていたからである
36: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 22:51:26.53 ID:1/6b/enLo
王「儂は、国民がそう願うのなら身を引く覚悟はできておるのだ」
37: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 22:51:52.38 ID:1/6b/enLo
王「はっはっは、そのへんにしておけ二人とも」
38: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 22:52:20.79 ID:1/6b/enLo
王「ところで大臣、そこにおる盗賊は勇者課の一員であったな?今は、勇者課を離れ大臣付きの秘書官と聞いたが?」
39: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 22:52:48.01 ID:1/6b/enLo
王「書類上だけでも、勇者に触れる機会がある場所に勤めたいと言うのだよ」
235Res/221.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20