37: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/08(水) 22:51:52.38 ID:1/6b/enLo
王「はっはっは、そのへんにしておけ二人とも」
王「勇者の件については、先に述べたとおりだ。これ以上の議論は必要あるまい」
大臣が苦虫を噛み潰したように顔をしかめる
大臣「承知いたしました。陛下・・・」
大臣「しかし、勇者が王都に嵐を巻き起こすことは必至。私は私の権限において、それを防ぐ手立てを講じます」
近衛兵長「何をする気だ?」
大臣「しれたこと。魔王軍に寝返った勇者を、王都にたどり着く前に迎撃する」
王「よいよい、好きにせい。軍の運用は行政府の管轄、儂に物言う権利はないは」
近衛兵団「しかし、勇者の力は人間による軍程度で止められるとは思えんがな」
大臣「ほう。ならば、王国でも勇者に劣らぬとされる貴様の兵を貸してくれても構わんのだぞ近衛兵長」
近衛兵長「ならぬな。我ら近衛兵団は、王の下を離れ職責を果たすことなどできぬ」
大臣「わかっておるさ。だから、口を出すなと言っておる」
先ほどの、近衛兵長の言葉を真似て大臣は逆襲を果たす
今度は、近衛兵長が苦虫を噛み潰す番となったようだ
大臣の顔には、少しの満足感が浮いて出ていた
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