女戦士「死に場所を探している」ぼく「はあ…」
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21: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:53:17.62 ID:c9/bqZoV0
ぼく(遂に決行の時がやってきた)

ぼく(ぼくと女戦士さんは家を出て、古い文献に記されていた場所にやってきていた)

ぼく(白く大きな岩。周囲の風景は文献に記されていたものを少々違いはあったものの、ここが『聖地』ということで間違いなさそうだった)
以下略 AAS



22: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:53:48.44 ID:c9/bqZoV0





以下略 AAS



23: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:54:19.33 ID:c9/bqZoV0





以下略 AAS



24: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:54:58.09 ID:c9/bqZoV0
ぼく「……は、はは」

ぼく(心が沸き立つ。口の端がにやりと曲がる)

ぼく「ははは!! あはははははは!!!!」
以下略 AAS



25: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:55:40.05 ID:c9/bqZoV0
ぼく「は! はは!! あはははははは!!!!!」

ぼく(ぼくに宿った魔王の力は、どうやら魔法だけではなかった)

ぼく(体が軽い。一足飛びで集落を飛び越し、軽く駆けただけで馬車を追い抜く)
以下略 AAS



26: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:56:19.40 ID:c9/bqZoV0
ぼく(程なくして、ぼくは山の麓の町を壊滅させた。人っ子一人残さなかった)

ぼく(しかし、肝心のこの町の長が、あの耳飾りの男がしばらく前から行方不明だというのは本当に残念だった。どこかで野垂れ死んだのか……出来れば、この手で殺してやりたかった)

ぼく(物思いにふけっていると、背後で足音がした)
以下略 AAS



27: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:56:56.97 ID:c9/bqZoV0
ぼく「どうしてですか? あなたが人間をかばい立てする理由がわからない。あなたは六百年も生きて、人間の醜いところを沢山見てきたでしょう」

女戦士「確かにな。とある事情も手伝って、人間なんて滅んでしまえなんて思ってしまう気持ちも私にはあるよ」

ぼく「でしょう? あいつらは最低だ。ぼく達姉妹に『魔女』なんてレッテルを貼って、魔女狩りと称して好き放題してきた」
以下略 AAS



28: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:57:47.99 ID:c9/bqZoV0
女戦士(私の呪いを解くために、一緒に親身になって考えてくれた少女を、私は殺した)

女戦士(確かにまだまだ発育途上だったけど、いずれは姉と同じく綺麗になるだろうと思わせた可愛らしい少女は、今は物言わぬ骸となって私の傍に倒れている)

女戦士(彼女は彼女で私を利用していたとはいえ、六百年の歳月で随分と鈍くなったとはいえ、心は痛む)
以下略 AAS



29: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:58:34.44 ID:c9/bqZoV0
 ―――――――現代、日本。
 とある大学にて、学生たちがうわさ話をしている。

「すごいよな、教授。また新しい特効薬を開発だってさ」

以下略 AAS



30: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 16:59:17.72 ID:c9/bqZoV0





以下略 AAS



31: ◆QKyDtVSKJoDf[saga]
2017/10/29(日) 17:00:17.89 ID:c9/bqZoV0
以上、一旦終了

11月3日に続きを投下します


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