16:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:44:36.60 ID:jtprKQxnO
梓(なんだか、軽くいなされちゃったなぁ……)
梓(もっと、驚いてほしかたなぁ……)
梓(じゃれつく後輩と、それをあやす先輩って感じ……)
17:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:45:10.48 ID:jtprKQxnO
『どうして……来るなら、連絡をくれればいいのに』
『抜き打ちです』
『抜き打ちって』
18:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:45:39.62 ID:jtprKQxnO
しほ「では私の話は手短に──みほ、貴方、こちらで大学に進学したいという話しは電話で聞きましたが、何のために大学へ行くの?」
梓(それって……手短にすませて、いい話のかなぁ……)
みほ「それを聞くために、わざわざ……?」
19:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:46:12.38 ID:jtprKQxnO
ばさっ
梓「これ……黒森峰大学の入学案内&願書ですか」
20:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:46:42.51 ID:jtprKQxnO
みほ「じゃ、電気、消すね」
梓「はい、お願いします!」
21:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:47:11.31 ID:jtprKQxnO
梓「私こそやっぱり、お邪魔だったんじゃないかなって」
みほ「ううん、何度もいうけど、そんな事ないよ」
梓「はい……」
22:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:47:40.53 ID:jtprKQxnO
みほ「可愛い……かぁ」
梓「せ、先輩……」
みほ「もう寝るね、お休み」
23:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:48:11.51 ID:jtprKQxnO
梓「でも、ちょっとだけ待ってください。お風呂場で、おしり、綺麗にしてきたいです」
みほ「うん」
梓「じゃあ」
24:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:48:39.54 ID:jtprKQxnO
みほ「お母さんに隠れて、お姉ちゃんと。懐かしいなぁ」
梓「……」
みほ「でも、懐かしいって思うのは……もう戻れないって、分かってるからなのかな」
25:名無しNIPPER[saga]
2017/10/26(木) 07:49:07.58 ID:jtprKQxnO
梓「でも、だって、そうだからしかたないです」
みほ「……。子どものころ、お姉ちゃんに、みほは変な子だねって言われた。その通りだと思う。だけど──梓ちゃんも──同じくらい、変な子だねー……」
さわ、さわ
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