314: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:04:54.00 ID:Q2Ts9Z3PO
カロリーとメイトになりきれなかったのか、結局おやつにたらふく菓子を摘んでしまった午後三時過ぎ。
「こんちわーす……」
315: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:14:32.08 ID:Q2Ts9Z3PO
「ふぅ……と、もうこんな時間か」
気がつくと外は既に夜が更けてしまっていた。早めに始めたからか、定時+ちょっぴりで退社できそうだ。
316: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:20:22.33 ID:Q2Ts9Z3PO
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317: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:24:42.88 ID:Q2Ts9Z3PO
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318: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:27:02.53 ID:Q2Ts9Z3PO
翌日、カーペットにボディプレスをかましたところで目が醒める。いつもの俺の家ではない。
「いてて……んー、そうだ、昨日急に眠くなったもんだから事務所で寝たんだった」
319: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:31:18.21 ID:Q2Ts9Z3PO
「ちひろさん!誰ですかこの人は!新人にしても勝手に俺の席に座るなんて常識がないんじゃないですか!?」
理解が追いつかないのと、寝起きだからか口調が乱暴になってしまう。
320: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:38:37.64 ID:Q2Ts9Z3PO
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
……あれから呆然とした意識が戻らないまま、早朝から公園に佇んでいる。失職者かよ。……その通りだった。
321: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:50:01.95 ID:Q2Ts9Z3PO
その動画を再生してみると、そこには事務所が映し出されていて、昨日俺が話をしたアイドルたちとコミュニケーションを取っていた。
『「おーす、プロデューサー」
322: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 22:04:26.65 ID:Q2Ts9Z3PO
動画はここで終わった。
「え?間違いって……そういうやつ……?そんなの、小さなもんd」
323: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 22:16:40.77 ID:Q2Ts9Z3PO
マンションの自分の部屋の前に立つと、俺の部屋には違う苗字……恐らくあの男の名前が表札に刻まれていた。まぁそうだろうなと予感はさせていた俺はまだふらついた意識の中で、階段を登っている。元々帰るつもりはなかった。
コツ、コツ、コツ
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