318: ◆/tT5hkyI4g[saga]
2017/10/04(水) 21:27:02.53 ID:Q2Ts9Z3PO
翌日、カーペットにボディプレスをかましたところで目が醒める。いつもの俺の家ではない。
「いてて……んー、そうだ、昨日急に眠くなったもんだから事務所で寝たんだった」
最近は仕事が安定していたため、仮眠室を使うのは久々だったが、起きて直接出社できるのもたまには悪くない。
「もうちひろさんあたりは来てる頃かなっと」
今日は結構みんなの仕事に同行できるし、できるだけコミュニケーションを取っていければ昨日の素っ気ない態度も改善できるだろう。
ガチャ
「おはようございまー……す……」
仮眠室の鍵を開け、朝の挨拶をすると
「……おはようございます。失礼ですが、どちら様でしょうか……?」
俺が昨日まで座っていた席に見知らぬ男がいた。お客様だろうか?それにしてはまるでここの社員と言わんばかりの雰囲気が気に入らない。もしかしてここの新人か?そんな話は聞いていないが
「えっと、自分はここのプロデューサーですが……あなたこそどなたですか?」
仕方ないので自己紹介をすると、目の前の男は納得するどころか更に怪訝な表情を浮かべ
「……?ちひろさーん?」
と、うちの事務員と同じ名を呼んだ。
「はーい?」
俺のよく知るふんわりとした口調で出てきたのはやはり俺のよく知る顔立ちと蛍光色がやや眩しい制服を着た千川ちひろさん。
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