133:名無しNIPPER[sage]
2017/08/22(火) 00:46:30.74 ID:OLLeivpA0
本当にお疲れさまです…
胡散臭さもさることながら、よっぽどの厄ネタ以外であの筋肉を突破できる未来が見えないw
134: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/22(火) 23:31:32.51 ID:pf27omEU0
どんなにあからさまに無能でも、指揮官は指揮官。部隊の中枢であり、沈黙すれば統率は大幅に失われる。
そして練度の低い兵士ほど、“上”に依存する割合は強い。場慣れしていないため自分の考えを持っての行動ができず、上からの指示がなければだいたいはただの木偶の坊と化す。
それでも、Ostrich達が早々に弾丸の一発も追撃で撃ち込んでいれば、例え碌な連携が取れずとも反撃なり逃走なりを我に返って行えた奴がいたかも知れない。人数“だけ”はそれなりにいる手前、少なく見積もっても10や20の銃撃はとんできたはずだ。
135: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/23(水) 00:27:54.82 ID:5L4DPNhn0
2番艦との不毛な口論を最終的にげんこつで早々に切り上げ、ドラグノフを担いでOstrichの下へと駆ける。奴さん達は「二度撃ち」による入念なチェックも終わらせ、早くも移動の準備に取りかかっていた。
( ゚∋゚)「………注文通り、トラックは無傷だ」
俺達に気づいたOstrichは、そう言って部下が乗り込んでいるトラックの荷台を拳で叩く。
136: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/23(水) 01:14:14.54 ID:5L4DPNhn0
ゲネラロヴァ通りから目の前の大通り────キロヴァ通りへと躍り出て、ドラグノフを改めて膝撃ちの姿勢で音が近づいてくる方角に構える。
丁度左手、郵便局と思われる建物の手前にある路地を三台のトラックが曲がってくるところだった。
(,,゚Д゚)「っ」
137: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/23(水) 01:43:02.71 ID:5L4DPNhn0
カチンッと間抜けな音が鳴り、恐ろしく抵抗が少ない引き金と共に弾倉が空になったことを伝える。新たな弾倉を銃の下部に差し込み、再びスコープを除きながら敵兵一人一人の頭や胸に丹念に銃弾を撃ち込んでいく。
………単純で手慣れた作業だが、それを同じ“人間”相手にやっている奴が今の世界にどれだけいるかと言うことを想像するとなんとも複雑な気分だ。
( ゚∋゚)《OstrichよりWild-Cat、此方は出発準備がほぼ完了した。助けはいるか?》
138: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/23(水) 02:22:40.65 ID:5L4DPNhn0
「【Helm】 incoming!!」
「江風!!」
「了解!!」
139: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/23(水) 02:24:05.29 ID:5L4DPNhn0
140: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/23(水) 02:52:58.14 ID:5L4DPNhn0
(,,;゚Д゚)「……………は?」
あまりにもあり得なさすぎる“それ”を耳にした瞬間、俺の思考は一瞬完全に停止した。視線は遠ざかっていく屍の山を凝視し続けるが、新たに見えるものなど当然無い。
「猫山少尉!!」
141: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/23(水) 03:24:50.81 ID:5L4DPNhn0
「何度も言っている、僕は正気だ。正気だからこそこの提案をしている」
142: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/08/23(水) 03:25:53.09 ID:5L4DPNhn0
続きは本日23:00……予定
143:名無しNIPPER[sage]
2017/08/23(水) 10:24:48.22 ID:EEX0R+JH0
乙
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