ある門番たちの日常のようです
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141: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/23(水) 03:24:50.81 ID:5L4DPNhn0




「何度も言っている、僕は正気だ。正気だからこそこの提案をしている」

「君の言うとおり、今人類は団結して戦わなければならない時なのだろう、私もそのこと自体には賛成するさ。そして恐らく、僕ほど熱心に“人類の勝利”を信じて疑わない者はこの世界に二人といない。断言する」

「だがだからこそ、だからこそ僕は“戦後”についてを考えているんだ。

人類が初めて共通の脅威を撃ち倒したとき、人類がこの危機を乗り越えて復興へと向かうとき、その世界をどこが導いていくのか?これは非常に大きな問題なんだ。せっかく敵を撃ち倒しても、戦後秩序を形成できなければ僕らは第一次世界大戦直後と全く同じ過ちを繰り返すことになる」

「人類が勝利した後の世界を守るための戦いも、同時に始まっている。

そして、だ。アメリカや日本では新たな世界秩序を作ることはまちがいなく難しい。だからこそ、僕たちが先んじて動かなければならないんだよ」








(´・ω・`)「大英帝国を中心とした戦後世界の形成、これこそが最も理想的な世界なんだ。

故に僕らは、この先“この戦争”に対する関わり方をよく考えなくちゃ行けない。

全ては英国の利益のために、だよ」


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