緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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10:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 06:46:55.15 ID:BU9z89DK0
会社に出勤する際には、この時間に起きて準備をしないと遅刻してしまうから。


それがいくら休みの日だからといっても、変わらなかった。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 06:47:39.82 ID:BU9z89DK0
「昨日から智絵里が来てたんだったな」


男―――CGプロに勤めるプロデューサーのPが担当しているアイドル、緒方智絵里がパジャマ姿で彼の横で眠っていたのだった。

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 06:49:11.73 ID:BU9z89DK0
「おっと、そうだ。携帯にもカメラは付いてたな」


閃いたかの様に手を打って、Pはそう言った。

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 06:50:13.64 ID:BU9z89DK0
「あっ、はい……おはよう、ございます」


彼女は体を起こすと、Pに向かって頭を下げて、おはようと返す。

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 06:51:00.50 ID:BU9z89DK0
「……智絵里が良いっていうなら構わないが、結構大変じゃないか?」


「そうでも無いですよ? 今日一日中、プロデューサーさんに私の全権を委ねる事ぐらい」

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 07:17:50.63 ID:BU9z89DK0
「ここから先、私は一切動きません。ですので、どうするかはプロデューサーさんにお任せしますね」


「お任せ、ねぇ」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 07:18:21.90 ID:BU9z89DK0
それと何故か、鞄の奥底にはスタンガンやら口に出して言えない様な物騒なものまで入っている始末。


「これで何をしろと言うのだ」と、Pは声に出して言いたかったが、いやいやと首を横に振って押し留まった。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 07:18:50.56 ID:BU9z89DK0
「多分だけど夕美ちゃ……いや、これは加蓮ちゃんだな」


北条加蓮。智絵里と同じく、CGプロに所属しているアイドル。

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 07:19:38.44 ID:BU9z89DK0
「……ちなみに、夕美さんだと思わなかったのは?」


夕美―――相葉夕美とは、智絵里の先輩に当たる最初期からCGプロに所属するアイドルの少女。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 07:20:13.98 ID:BU9z89DK0
「せっかく無理を言って借りてきたんですし、こういう物を使う機会は滅多にありませんから、好きに使ってくれてもいいんですよ?」


「必要無いからな。智絵里と接するにこんな物は」

以下略 AAS



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