【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」
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44: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/15(土) 12:15:22.60 ID:+33UyS7K0
===

 ――そう、心に固く決心していたというのにだ。
 今のこの状況は一体何なのか?

以下略 AAS



45: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/15(土) 12:17:36.65 ID:+33UyS7K0

「プロデューサーは、このまま家に戻られるのですか?」

「ああ。紬の荷物も届いてるだろうし」

以下略 AAS



46: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/15(土) 12:19:59.88 ID:+33UyS7K0

 何とはなしに、紬は被っていた麦わら帽子に手をやった。
 二人で出発する前に、男が彼女に渡した物だ。

「今日も暑いからな」と被せられ、断る理由は特になかった。
以下略 AAS



47:名無しNIPPER[sage]
2017/07/15(土) 14:35:35.71 ID:oCC0Icfoo
ひねデレの紬すき


48: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/17(月) 18:48:26.32 ID:JO0yp0iM0

 汗で張り付く髪をかき上げ、吸い込むだけでウンザリしてしまうほどぬる〜い空気に嘆息する。

 夏なのだ、暑いのだ。おまけにあのプロデューサーと一緒である。

以下略 AAS



49: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/17(月) 18:50:53.09 ID:JO0yp0iM0

「プロデューサー!?」

 心無し、呼びかける声が上擦っていたのは自分の気のせいだと思いたかった。

以下略 AAS



50: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/17(月) 18:53:50.94 ID:JO0yp0iM0

 まさか、置いて行かれたとでも言うのだろうか。
 それに気づかれぬままはぐれてしまったとでも言うのだろうか。

 張りつめていた糸がプツリと切れる。
以下略 AAS



51: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/17(月) 18:55:36.17 ID:JO0yp0iM0
===

 りんと涼し気な音色を聞いた。遠くで風鈴が鳴っている。
 紬は枕代わりの両腕から顔を上げると、しょぼしょぼする瞼を擦ってひと欠伸。

以下略 AAS



52: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/17(月) 18:59:25.54 ID:JO0yp0iM0

「うち、役に立っとるん?」

 閑古鳥が鳴くような店の中、そう疑問をこぼすのも無理からぬこと。

以下略 AAS



53: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/17(月) 19:00:49.37 ID:JO0yp0iM0
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 過去の記憶から目を覚まし、うだる暑さの中で目覚めた紬が取った選択。

 それは公園のベンチに寝かされた自分を心配そうに覗き込む、男の頬をつねることだった。
以下略 AAS



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