1: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:04:16.94 ID:NUfsjtd30
ラブライブ!サンシャイン!!SS
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2: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:05:28.03 ID:NUfsjtd3o
だんだんと梅雨入りの気配も近付いてきた6月の頭のこと。
鞠莉「せっかく、こっちに戻ってきて、初めての誕生日みたいなもんだからさ」
3: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:05:54.35 ID:NUfsjtd3o
ダイヤ「……それでなんの用ですの?」
鞠莉「だーかーらー!!今年こそ果南との素敵なBirthdayを過ごしたいって話!!」
4: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:06:21.35 ID:NUfsjtd3o
鞠莉「ダイヤと果南はいいよね!未だに実家暮らしで……」
ダイヤ「鞠莉さんも家にはお手伝いさんがいると聞きましたけど?一人暮らしではないのでしょう?」
5: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:06:47.99 ID:NUfsjtd3o
鞠莉さんがガバっと頭を下げる。全く……
鞠莉「えっとね……誕生日にこっち戻ってくることは果南には伝えてあるんだけど……」
6: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:07:14.20 ID:NUfsjtd3o
鞠莉「今年はお祝いしようって果南が言ってくれたんだけど……それならいろいろ席を用意する必要があるかなーって」
ダイヤ「……席?」
7: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:07:40.58 ID:NUfsjtd3o
……?……何が不満なのでしょうか?
わたくしの顔に疑問符が出ていたのか、鞠莉さんはそのまま言葉を続ける。
8: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:08:06.86 ID:NUfsjtd3o
…………
……と、そこまで考えて思い出すのを止めました。なんだかよくない記憶を掘り返しそうだったので。
9: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:08:53.12 ID:NUfsjtd3o
鞠莉さんがわたくしの言葉に眉を顰めた。
鞠莉「……なんで、ダイヤがそのこと知ってるの?」
10: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:09:20.93 ID:NUfsjtd3o
ダイヤ「まあ、その……本当にあくまで果南さんと二人きりがいいというならわたくしは今回は遠慮するのも吝かではないのですが……。」
鞠莉「え?ちょ、ちょっとホンキしないでよ!別にそんなことはないから!ただ、聞いてなかったから驚いただけで……」
11: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:10:05.65 ID:NUfsjtd3o
鞠莉「話のコシ?Waist?」
ダイヤ「……話を遮らないでくださいということですわ。」
12: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:10:32.37 ID:NUfsjtd3o
果南さんとの約束がある以上答えられない。
鞠莉「おー!!しー!!えー!!てー!!よー!!」
13: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:10:59.81 ID:NUfsjtd3o
鞠莉「ボーリョクハンタイ!!」
ダイヤ「あなたこそ、あることないこと言わないでくださいませ!?」
14: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:11:25.77 ID:NUfsjtd3o
これ以上騒がれるのも面倒くさい。
ダイヤ「……はぁ、わかりましたわ」
15: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:11:52.18 ID:NUfsjtd3o
鞠莉さんはやや冷めた反応を見せてから、ぼそりと「ま……果南らしいか……」と呟いた。
ダイヤ「……満足しましたか?」
16: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:12:25.83 ID:NUfsjtd3o
ダイヤ「え、初めて聞きましたけど」
鞠莉「ルビィも交えて3人で久しぶりに遊ぶんじゃなかったの!?」
17: ◆tdNJrUZxQg[sage saga]
2017/06/12(月) 23:12:53.45 ID:NUfsjtd3o
鞠莉「ペンギン!!硬度10!!ポンコツ!!」
ダイヤ「誰かー?この無礼者を叩き出して貰えませんかー?」
18:名無しNIPPER[sage]
2017/06/12(月) 23:29:45.04 ID:fcOk41lNO
支援
19: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:30:47.92 ID:NUfsjtd3o
6月13日──わたしの誕生日当日。Diver surtをまとって揺れる船の上にいるわたしは梅雨入り前の日光に焼かれていた
ホンジツハセイテンナリ?ってダイヤが言ってたけど、つまりSunny dayってことよね。
20: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:31:22.36 ID:NUfsjtd3o
そんなわたしの様子を見てダイヤが話しかけて来た。
鞠莉「別に拗ねてないけど」
21: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:31:49.50 ID:NUfsjtd3o
わたしの棒読みにダイヤがますます眉を攣り上がらせる。
果南「もう、二人ともー!?問題起こさないでよー?なんかあったら免許剥奪されるの私なんだからねー?仕事出来なくなるでしょー?」
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