64:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:04:37.91 ID:vSjkExNBO
小さい頃、パパに何度か連れていってもらったっけ。
ちょっと仄暗くて。美しく彩られた蛍光灯が印象的だった。
一人になりたい時とかは、何もせず、ただ泳ぐ魚達を見てるだけで落ち着くんだよね。
「はーい、着きました」
65:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 00:05:45.73 ID:vSjkExNBO
力尽きました
寝ます
また明日
66:名無しNIPPER[sage]
2017/06/13(火) 22:06:11.69 ID:8k5KiWRCo
乙
追いついた
すごく好きです
67:名無しNIPPER[saga]
2017/06/13(火) 22:46:32.31 ID:rNU/4+jtO
高校、中学、小学校。
記憶をたどるけど覚えがない。
何も言えずにいると、
「昨日お葬式があった人の元妻って説明なら分かる?」
68:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/13(火) 23:03:05.78 ID:rNU/4+jtO
>>66
ありがと
69:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 09:58:09.14 ID:N3+S3TwnO
「ちょっと、千歌ちゃん」
と、千歌ちゃんの反応を覗う。
「いいなあ」
70:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 11:08:20.67 ID:N3+S3TwnO
どうやら、元々は私のパパに頼んで、高校を訪れる予定だったらしい。
観光してもらえるのは、正直、地元を好きになってくれる人が増えるようで嬉しい部分もあった。
それは、千歌ちゃんも同じで、前を歩く梨子ちゃんと男の子を見ながら話していた。
「スクールアイドル、沼津にもあるなんて知らなかったわ」
71:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 11:47:07.41 ID:N3+S3TwnO
一呼吸おいて、
「グループがたくさんあるんですよ。みんなそれぞれに輝きたい理由があって、精一杯努力してて、必死に追いかけてて、だから、私はスクールアイドルが好きなんだって、思うんです!」
「そう……あの子、何も教えてくれないから聞けて良かった。きっと、そんな気持ちがあの子に届いてるのね」
72:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 12:12:02.89 ID:N3+S3TwnO
私は、二人のやり取りに笑いながら、胸の内のしこりを感じていた。
分からない、なんだろう。嫌な気持ちだ。
「曜ちゃん、梨子ちゃんがー」
73:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 12:28:44.27 ID:N3+S3TwnO
家に帰ると、昨日のどんちゃん騒ぎが嘘のようだった。
明日の早朝には仕事に戻るパパがリビングで、くつろいでいる。
私は鞄をソファの横に置いて、パパの隣に座った。
「うおっ、お帰り」
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