梨子「曜ちゃん、怒らないで聞いてね」
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61:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 18:04:48.67 ID:5UmJj5jy0
「で、好きでもないのに付き合って、悩んでるってこと?」

「まとめると、そう、です」

梨子ちゃんは深いため息を吐いた。
以下略 AAS



62:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 18:19:07.55 ID:5UmJj5jy0
ああ、でも一番恐ろしいのは自分だ。
梨子ちゃんが、千歌ちゃんに全く好意を寄せてないことが、嬉しくてたまらないんだから。
千歌ちゃんが、一ヶ月経って、梨子ちゃんと別れてしまえば、彼女の事を慰めることができる。
私はそれを自然に行える立場にある。

以下略 AAS



63:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 21:58:17.02 ID:gLUqfg7f0
「曜ちゃん!」

梨子ちゃんが私の腕を掴んだ。

「帰るよ」
以下略 AAS



64:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 22:43:43.86 ID:gLUqfg7f0
次の日、私と梨子ちゃんは何も無かったように教室で会話していた。
千歌ちゃんは私たちの間で起こった出来事に勘付くことはなかった。
放課後、飛び込みの後輩にアドバイスを求められたので、後で合流すると伝えて1年の教室へ向かった。

たぶん、今日は梨子ちゃんの新曲お披露目会。
以下略 AAS



65:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 22:57:54.42 ID:gLUqfg7f0
「よーし、じゃあ、せっかくだし最後に軽く校庭10周くらいして」

「え、え、あ、あの、は、はい!」

後輩ちゃんの顔が引きつっている。
以下略 AAS



66:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 23:08:48.89 ID:gLUqfg7f0
その日は、後輩ちゃんの靴を買ってきて、彼女を家まで送っていったのでAqoursの方には行けなかった。
彼女が帰宅途中にぽつりと漏らした言葉を家まで持って帰って、頭を悩ませていた。

後輩が言うには、前にもこんな事があって、詳細は聞けなかったけど、犯人像はなんとなく浮かんでいるらしい。

以下略 AAS



67:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 23:27:29.19 ID:gLUqfg7f0
自分の気持ちを信じて、真っ直ぐ進めばいいのに。
どうして他人に危害を加えようとするのかな。
わっかんない。
誰かを巻き込むのは、楽しい事だけにして欲しいね。

以下略 AAS



68:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 23:51:15.65 ID:gLUqfg7f0
数日が経ち、後輩の様子が気になった私は、朝に一年の教室を覗きに行った。
後輩の姿は無く、近くにいた生徒に聞くと、ちょっと前からずっと欠席していると教えてくれた。
大丈夫かな。先生とかに言った方がいいのか。でも、かえってかき乱してしまうかもしれない。

「あれ、曜ちゃん?」
以下略 AAS



69:名無しNIPPER[saga]
2017/05/30(火) 00:05:51.57 ID:Iipaznu40
訂正:ずら丸「曜ちゃん」→「曜さん」


70:名無しNIPPER[saga]
2017/05/30(火) 00:31:17.92 ID:Iipaznu40
善子ちゃんがルビィちゃんに、謎の技名を叫びながらプロレス技をかけ始める。
それを横目に見ながら、花丸ちゃんが、

「最近、元気なかったのそのせいずら?」

以下略 AAS



71:名無しNIPPER[saga]
2017/05/30(火) 00:48:49.67 ID:Iipaznu40
「こら、善子ちゃん、止めるずら」

花丸ちゃんが後ろで騒いでいた二人の仲裁に入る。

「花丸ちゃん、もし、後輩ちゃん来たら教えてね」
以下略 AAS



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