63:名無しNIPPER[saga]
2017/05/29(月) 21:58:17.02 ID:gLUqfg7f0
「曜ちゃん!」
梨子ちゃんが私の腕を掴んだ。
「帰るよ」
掴んだ腕を気にせずに、そのまま進む。
「いくじなし……」
「聞き捨てならないね」
私は立ち止まる。
まさか、梨子ちゃんと睨みあうことになるなんて。
でも、それもすぐに中断された。バスが到着したのだ。
「行くよ、梨子ちゃん」
帰りは二人とも1時間ずっと無言だった。
あのカップルは乗ってなかった。
乗ってなくて良かったと思った。
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