70:名無しNIPPER[saga]
2017/05/30(火) 00:31:17.92 ID:Iipaznu40
善子ちゃんがルビィちゃんに、謎の技名を叫びながらプロレス技をかけ始める。
それを横目に見ながら、花丸ちゃんが、
「最近、元気なかったのそのせいずら?」
「え?」
「無理、してそうだったから」
ゆったりと続ける。
「ううん、無理して合わせてるみたい。いつかの善子ちゃんみたいに」
「そんなこと、ないよ」
優しい顔だった。
そう言えば、花丸ちゃんと善子ちゃんは幼稚園の時からの友だちだったっけ。
花丸ちゃんの言葉を否定したけれど、彼女は気にせず柔らかく笑っていた。
「曜さんは、ちょっと脳筋な所があるくらいでちょうどいい、とまるは思うずら」
「脳筋て……」
「ごめんなさい、余計なこと言って」
「ううん」
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