城ヶ崎美嘉「お姉ちゃんを目指して」
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126: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:22:43.71 ID:m+2Lak1/0

 *


まさかこんなにも早く、さっきの『あーん』より恥ずかしい思いをすることになるとは。
以下略 AAS



127: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:23:43.40 ID:m+2Lak1/0

悠貴「うぅ、美嘉さぁんっ……! 確かに大浴場まで行くのは辛くて無理ですけど、だからってこれは恥ずかしすぎますよぉっ……!」

美嘉「あれ? 悠貴ちゃん、そこまで恥ずかしがり屋さんだったっけ?」

以下略 AAS



128: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:24:13.26 ID:m+2Lak1/0

美嘉「うん、そんな感じ」


すると美嘉さんは丁寧に、だけどテキパキとした動作で拭いてくれます。
以下略 AAS



129: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:24:41.52 ID:m+2Lak1/0

 *


美嘉「それじゃ、電気消すね」
以下略 AAS



130: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:25:40.10 ID:m+2Lak1/0

悠貴「どうして事務所で幸子さんたちは、美嘉さんのことを『お姉ちゃん』と呼んでいたんですか?」

美嘉「ああ、それは幸子ちゃんたちがアタシの妹になったからだよ」

以下略 AAS



131: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:26:31.19 ID:m+2Lak1/0

悠貴「あの、そんなことをしなくても、みんな美嘉さんのこと、お姉さんのように慕っていると思いますよ? その……私もそうですし」

美嘉「ふふっ、ありがと。でも……んー……『お姉さん』と『お姉ちゃん』って、似てるようで少し違う気がするんだよね」

以下略 AAS



132: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:27:26.53 ID:m+2Lak1/0

美嘉「悠貴ちゃん。色々話したけど、つまりはそういうことみたい。アタシみんなと、本当の姉妹みたいな関係になりたいんだ。『お姉さんのように』慕ってもらえるのは、当然嬉しいけど。『ように』が無くなれば、もっと嬉しいから」

悠貴「本当の姉妹、ですか」

以下略 AAS



133: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:28:19.82 ID:m+2Lak1/0

悠貴「あ……えっと、その……」


私はなぜか上手く、言葉を返せません。
以下略 AAS



134: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:29:00.27 ID:m+2Lak1/0

美嘉「あ、それと寮のみんなも悠貴ちゃんのこと心配してたよ」

悠貴「みんなが?」

以下略 AAS



135: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:30:01.13 ID:m+2Lak1/0

今日、私をずっと看病してくれた美嘉さん。

私のために、こうして寝るときまで一緒に居てくれる。
そのおかげで今も、不安な気持ちにはならなくて。
以下略 AAS



136: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:31:23.47 ID:m+2Lak1/0

美嘉「!」


私の言葉に、美嘉さん―――お姉ちゃんは一瞬驚いたような表情に。
以下略 AAS



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