132: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:27:26.53 ID:m+2Lak1/0
美嘉「悠貴ちゃん。色々話したけど、つまりはそういうことみたい。アタシみんなと、本当の姉妹みたいな関係になりたいんだ。『お姉さんのように』慕ってもらえるのは、当然嬉しいけど。『ように』が無くなれば、もっと嬉しいから」
悠貴「本当の姉妹、ですか」
美嘉「うん。だからもちろん―――」
そこで言葉を切り、美嘉さんは上半身だけ布団から起き上がりました。
その体勢のまま、ベッドに横向きに寝転がっている私の目の前まで、近寄ってきて。
目と鼻の先。お互いの息がかかるほどの距離まで、私に顔を近づけます。
そして柔和な笑みを浮かばせながら、美嘉さんは告げました。
美嘉「悠貴ちゃんとも、そんな姉妹になりたいな」
それはとても優しく、安心する声色。
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