112: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:11:25.97 ID:m+2Lak1/0
幸子「ふふーん♪ まあ、ボクがカワイイというのは当たり前ですけどね!」
美嘉「ふふっ。でも何度言ったって足りないくらい、幸子ちゃんは可愛いし」
113: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:11:58.78 ID:m+2Lak1/0
……あ、よく見るとみくさん、眼鏡をかけています。
そしてテーブルには、一枚のプリントと筆記用具が。どうやら勉強モードみたいです。
114: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:12:50.00 ID:m+2Lak1/0
悠貴「こ、これは……どういう……?」
その3人のやりとりに、私の困惑はとどまる所を知りません。
115: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:13:33.30 ID:m+2Lak1/0
私はさらに詳しく訊ねようと―――
悠貴「み、美嘉さん、妹っていったい―――」
116: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:14:17.74 ID:m+2Lak1/0
悠貴「美嘉さん美嘉さんっ」
117: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:15:09.98 ID:m+2Lak1/0
悠貴「も、もしかして私、風邪引いてますっ?」
美嘉「いや、アタシに聞かれても。自分の身体なんだから、どうなのかは自分が一番―――」
118: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:15:51.60 ID:m+2Lak1/0
美嘉「とにかく、早く女子寮に帰った方がいいよ。アタシが付き添うね」
悠貴「あ、いえ一人で―――」
119: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:16:38.07 ID:m+2Lak1/0
*
あれから女子寮の自室に帰ってきて……私は今、ベッドに横たわっています。
120: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:18:10.14 ID:m+2Lak1/0
私は顔をそちらに向け、おずおずと話しかけました。
悠貴「あの、美嘉さん」
121: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:18:38.66 ID:m+2Lak1/0
美嘉「悠貴ちゃん、氷枕って部屋にある?」
悠貴「いえ、無かったと思います」
122: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:19:25.22 ID:m+2Lak1/0
……どうして、こんなことになったのか。
私に付き添ってきてくれた美嘉さんは、部屋に到着すると、このまま私の看病をすると言い出したんです。
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