城ヶ崎美嘉「お姉ちゃんを目指して」
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114: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/06/12(月) 00:12:50.00 ID:m+2Lak1/0

悠貴「こ、これは……どういう……?」


その3人のやりとりに、私の困惑はとどまる所を知りません。


普段以上に仲睦まじい様子なのもそうですが……さっきからなぜ2人とも、美嘉さんのことをお姉ちゃんと呼ぶのでしょうか?

美嘉さんの妹は、莉嘉さんだけですよね?

私が知らなかっただけで、実は莉嘉さんを入れて4人姉妹だったとか―――い、いやいや、さすがにそれはないでしょうし。

う、うーん……ならどうして……?

……いや、こうして考え込んでも仕方ありません。
私はごくりとつばを飲み込み、意を決して、美嘉さんに話しかけます。


悠貴「あの、美嘉さんっ」

美嘉「あ、悠貴ちゃん、戻って来てたんだ。おかえり★」

悠貴「はい、ただいま戻りましたっ!……じゃなくてですねっ! これ、どういう状況なんでしょうかっ?」

美嘉「どういう状況って……見ての通り、妹たちを愛でてるだけだよ?」

悠貴「妹っ!?」


困惑が混乱に変わりました。
ちょっと美嘉さんが何を言ってるのか分かりません。

なんですか妹って。



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