【デレマス】「先輩プロデューサーが過労で倒れた」
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39: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/05/07(日) 01:18:04.40 ID:LHxNoXTK0
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「お疲れ様でしたーっ!」

 イベントをトラブルなく終えた撤収中の会場に、出演者、スタッフ全員の声が響く。
 これ以降はスタッフは資材の片づけへ、出番が終わったアイドルはそれぞれに解散となる。
以下略 AAS



40: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/05/07(日) 01:19:28.32 ID:LHxNoXTK0
「……アイドルのライブ、初めてちゃんと見たっス」

 比奈が俺のとなりへと歩いてくる。
 興奮しっぱなしの茜のほうを眺めながら、比奈はつづけた。

以下略 AAS



41: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/05/07(日) 01:27:08.52 ID:LHxNoXTK0
長々すいません。
あたたかいお言葉ありがとうございます。励みになります。
続きは14日に。


42:名無しNIPPER[sage]
2017/05/07(日) 05:42:59.89 ID:ydTmvaZdo
長い?
むしろ短いくらいだなあ!!
面白いよ乙!


43:名無しNIPPER[sage]
2017/05/08(月) 01:23:25.64 ID:G9jERBDpO
おつ
いい感じ


44: ◆Z5wk4/jklI[saga sage]
2017/05/09(火) 18:22:20.06 ID:fQ8+Bb9W0
>>42
>>43

ありがとうございます。あまり長くないですかね?
地の文を多くしてしまうのは自覚があったので、長いかなと思って断りを入れていました。
以下略 AAS



45: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/05/14(日) 12:04:27.14 ID:gwN8ecrL0
 幼なじみのアイツは、いつもテレビの向こうのアイドルに憧れていた。
 田舎町だ、娯楽なんてなんにもない。だから、夜が更けてからはどの家もみんなテレビを見ている。
 テレビの向こうできらきら輝くアイドルになるのが夢なのだと、アイツはいつも話していた。

 そして、ついにアイツはそれを実行に移すことにしたんだ。
以下略 AAS



46: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/05/14(日) 12:07:16.51 ID:gwN8ecrL0
 都心から特急一本で行ける地方都市。
 休日のショッピングモールは人でごった返していた。
 吹き抜けの一階部分に設置されたステージの周囲では、慌ただしくイベントの準備が始まっている。

「美城プロダクションです、今日はよろしくお願いします」
以下略 AAS



47: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/05/14(日) 12:09:58.51 ID:gwN8ecrL0
「いいですか、茜ちゃん……これからこのスプーンに、私のさいきっくぱわーを送り込みます」

「はいっ……!」

 茜は裕子の握る先割れスプーンを食い入るように見つめている。
以下略 AAS



48: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/05/14(日) 12:12:02.17 ID:gwN8ecrL0
「どうぞー、ステージイベントやってまーす! 見て行ってくださーい!」

 茜はよく響く大きな声であたりへの宣伝を始める。
 人一倍大きく明るい茜の声が耳に届いたのか、あたりを行く人達がこちらを注目し始めた。

以下略 AAS



49: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/05/14(日) 12:13:30.79 ID:gwN8ecrL0
 事前に目を通したステージイベントのシナリオに特別なことはなかった。

 ヒーローがピンチに陥り、子どもたちの声援で復活、悪者を倒す。王道だが、王道は正解だから王道と呼ばれる。
 イベントは終盤、殺陣の途中でヒーローがピンチに陥るシーンに差し掛かる。
 ヒーロー役のアクターは、悪者の攻撃をうけて、ステージの中央にがっくりと膝をついた。
以下略 AAS



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