87:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:54:34.43 ID:WOJJWRsc0
「ぐはっ!」
「ハハハハ。なんだよ手応えなさ過ぎて笑いが止まんないよ」
「なに?なんなのその弱さ?」
88:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:55:11.96 ID:WOJJWRsc0
「おー。お帰り〜。よく頑張ったな、メタルゲラス」
グルルルと満足げに喉を鳴らしながら、ガイの隣にあのサイのような
契約獣が戻ってきた。
89:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:55:37.35 ID:WOJJWRsc0
「うっわ。グッロ...やっべ、気分悪くなってきたわ」
原形を留めないほど変形した須藤の頭は腐ったスイカのような様相を
呈していた。なんとも言えない血なまぐささが更にグロテスクさに
90:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:56:17.43 ID:WOJJWRsc0
第七話 仲間
満がライダーバトルから遠ざかってから二週間が経過した。
91:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:56:55.68 ID:WOJJWRsc0
〜中華料理店〜
「こんにちは〜」
92:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:57:27.25 ID:WOJJWRsc0
「へい!お待ち!」
どんっ!と勢いよくテーブルの上に置かれていく料理を見た満は
たまらず口の端から涎を垂らした。
93:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:57:54.13 ID:WOJJWRsc0
美味しい食事に舌鼓をうった満は、そのままあてどなくブラブラと
東京の街中を歩き回っていた。
これからのこと、父親との確執、そして須藤との同盟のこと。
94:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:58:28.91 ID:WOJJWRsc0
(須藤さんが当てにならない以上、友好的なライダーを探すしかない)
まだ戦いは序盤だが、そのうち何人かがきっと脱落するだろう。
持てる枚数の制限が各自に割り振られている以上、相手の持つカードを
95:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:58:54.62 ID:WOJJWRsc0
〜街中〜
変身を終えた満が、耳障りな金属音を頼りに道路を走っていると
96:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 12:59:21.10 ID:WOJJWRsc0
もし、運が悪かったら..確実に今の攻撃で自分は仕留められていた。
弾かれたように立ち上がった満は、咄嗟の判断で近くに立っていた
ビルの中へと身体をぶち当てて転がり込んだのだった。
97:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:00:06.08 ID:WOJJWRsc0
〜ビルの中〜
「はぁ〜〜〜〜ッ....助かった〜」
10階建のビルの三階の空きテナントに素早く身を隠した満は、遮る
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