435:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 21:45:43.73 ID:Nkr8DRMT0
(はぁ...蓮の悪態が懐かしいよ。俺も美穂の事、悪く言えないなぁ)
「じゃあ、俺もオーディンをぶちのめす事にします」
「考えてみれば、手塚を手にかけたのはコイツ以外に考えられないし」
436:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 21:59:50.93 ID:Nkr8DRMT0
第二十八話 死闘、開戦
アビスとタイガが辿りついた今回の戦場は、身を隠す遮蔽物が何もない
夜を模した満点の星が瞬く月下の砂漠だった。
437:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 22:00:24.38 ID:Nkr8DRMT0
「ぐあああああ!!」
六弾目。遂に巨大な砲弾がタイガの左腕を直撃した。
デストクローの爪の部分を掠めた砲弾はそのまま爆発し、籠手を粉砕した。
438:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 22:01:19.46 ID:Nkr8DRMT0
「くそっ。地の利は敵さんにあるって訳か」
「先輩。今手持ちのカードは何枚あるんですか?」
「サバイブを入れて3枚だ」
439:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 22:01:51.20 ID:Nkr8DRMT0
「まずい!先輩、さっきのあれは陽動作戦だ!」
咄嗟にその事実に気が付いたアビスはデッキからカードを引き抜き
隣に立つタイガのバイザーにそれをベントインしようと試みた。
440:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 22:02:46.71 ID:Nkr8DRMT0
「どこに行こうとしているんです?」
ギガホーンの砲口から放たれた緑色の一撃に意識を刈り取られてしまう。
タイガを超える鮮やかな奇襲を成功させたベルデは、バイオグリーザが
441:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 22:03:24.67 ID:Nkr8DRMT0
「先輩ーーーーー!」
そして、タイガのアシストによりバイオグリーザに捕食される間一髪の
タイミングでアビスラッシャーに命を救われたアビスが、猛然とタイガと
442:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 22:04:14.75 ID:Nkr8DRMT0
〜〜
タイガとアビスが月下の砂漠を模した鏡の中の戦場で戦う中、オルタナティヴと
龍騎は荒れ果てた瓦礫の山を模した廃墟で激しい戦闘を繰り広げていた。
443:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 22:04:50.05 ID:Nkr8DRMT0
「だぁっ!埒があかねぇ!このままだとじり貧だ。体力が尽きる!」
「香川さん!俺がドラグレッダーを出して奴を叩き落とします」
「良いですよ!ですがあの炎に焼かれれば君の契約獣が石になります」
444:名無しNIPPER[sage]
2017/09/26(火) 22:05:40.03 ID:Nkr8DRMT0
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
雄叫びを上げ、猛然と主の元へと駆けつけたサイコローグは己の身体を
一瞬のうちにバイクへと変化させ、オルタナティヴをその背中に乗せる。
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