307:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 11:57:58.22 ID:DSAJ+Ylu0
「ギャオオオオオオオ!」
「ゴオオオオオオオオオ!!」
地上から飛び立ったアビソドンは陸海空の全ての状況に対応できる
308:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 11:58:25.61 ID:DSAJ+Ylu0
一方、呼び出されるだけ呼び出された挙げ句、無駄骨を折らされた
ドラグレッダーは不機嫌そうな唸り声を上げながら、今にも取り逃がした
アビソドンを追いかけようとしきりに方向転換しようとしていた。
309:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 11:59:09.40 ID:DSAJ+Ylu0
〜進化する王蛇〜
(オルタナティブ軍団がここに到着するまで、残り5分)
310:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 11:59:36.09 ID:DSAJ+Ylu0
そして、香川がこの量産型オルタナティブを託した相手というのが、
法では裁けぬ浅倉威に大切な人達を殺された遺族達だった。
香川は仲村の言葉からヒントを得て、被害者遺族の会に足繁く足を
311:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 12:00:08.33 ID:DSAJ+Ylu0
王蛇に残された選択肢はあと二つだった。
一つは闘争ではなく逃走。
アドベントを使い、ベノスネーカーを召喚し、目の前の二人のライダーを
312:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 12:00:40.74 ID:DSAJ+Ylu0
「Final vent」
「シャアアアアアアアア!!」
背後から猛然と迫るベノスネーカーが吐き出す毒液の奔流に乗った王蛇は
313:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 12:02:14.37 ID:DSAJ+Ylu0
「ありえない。なんでファイナルベントが無効化されたんだ?」
「ハハハ...窮地に追い込まれた毒蛇が獲物を噛まないわけがねぇだろ」
瀕死の重傷を負いながら、それでも立ち上がる王蛇の生命力の余りの
314:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 12:06:35.31 ID:DSAJ+Ylu0
〜力の差を埋める『』〜
神崎士郎の奥の手を得た浅倉威との圧倒的な実力差を敏感に感じ取った
香川英行は活動限界時間の迫るタイガに撤退を命じた。
315:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 12:07:16.46 ID:DSAJ+Ylu0
しかし香川は東條と共に戦うことを拒んだ。
たった一人で目の前に立つ紅蓮の大蛇とその契約者を相手取って
その命を散らそうとしているのだ。
316:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 12:07:53.81 ID:DSAJ+Ylu0
「ふぅ...」
タイガが階段を登って地下通路から出て行くのを確認した王蛇は香川との
戦いを再開すべく、再び炎の障壁を展開して邪魔者が入らないように場を
317:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 12:10:06.70 ID:DSAJ+Ylu0
「そうだ!お前のようなライダーを俺は待っていたんだ!」
小賢しさや矜持を投げ捨て、怪物と同じ土俵に上がってきた香川英行に
歓喜の叫びを上げた浅倉威は夢中になった。
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