308:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/30(日) 11:58:25.61 ID:DSAJ+Ylu0
一方、呼び出されるだけ呼び出された挙げ句、無駄骨を折らされた
ドラグレッダーは不機嫌そうな唸り声を上げながら、今にも取り逃がした
アビソドンを追いかけようとしきりに方向転換しようとしていた。
「....ドラグレッダー、もういい。下ろせ」
だが、この状況こそが最もリュウガが望んだ状況だった。
リュウガが降りた場所は香川と浅倉の一騎打ちの場所だった。
ミラーワールドの存在である城戸真一に制限時間はない。
「さて、そろそろ残り三分という所か...」
地下通路の中へと足を踏み出そうとしたその時、
「そこまでだ」
厳かな声の主が己の肩を掴んでいた。
「オーディン...」
「神崎士郎からの命令だ。ナイトとベルデを始末しろ」
「そうか。なら、俺はそれに従うまでだ」
今日に至るまでその姿を一切見せる事のなかった13人目にして、最後の
ライダー、オーディンは何もせず、静かに去って行く龍騎を見送った後、
香川の指示に従った六人の量産型オルタナティブ軍団が地下通路へと
突入しようとしたその瞬間ゴルドフェニックスが現れ一瞬で焼き払う。
「Time vent」
そして、時は全て神の思いのままに操られる。
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