259:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:03:16.79 ID:xchiMuX50
満の前に立つ香川が一歩前に進んだ。満も負けじと一歩踏み出す。
香川の脇に控えていた東條と仲村もその左右から一歩前に出る。
「ま、僕がいる以上、先生が死ぬ事なんてありえないけどね」
260:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:03:56.16 ID:xchiMuX50
「裕太...」
デスクの傍らに立っている写真立てに写る最愛の息子と妻の笑顔が眩しい。
神崎士郎はライダーバトルへの介入を止めない自分への牽制として、
261:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:04:27.68 ID:xchiMuX50
ミラーワールド
城戸真司と手塚海之は先日の一件で契約モンスターを失い、ブランク体と
262:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:05:10.20 ID:xchiMuX50
『蓮。お前、新しい契約モンスターはどうするんだ?』
『決まっている。鳳凰型モンスターを探しだして再契約する』
『...確かに、現状ではそいつらが一番強いモンスターだな』
263:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:05:53.97 ID:xchiMuX50
「手塚ァッ!上だ!」
「?!」
264:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:06:40.57 ID:xchiMuX50
「アイツだ!城戸!アイツが俺の再契約したいモンスターだ」
「殺すな!無力化してくれ!」
「任せろ!」
265:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:07:07.49 ID:xchiMuX50
「しゃあっ!」
ドラグレッダーの放った火球に飛び退いたガルドミラージュの頭に、
ドラグクローの火球が直撃した。
266:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:07:46.92 ID:xchiMuX50
「おっ、六枚かぁ...」
真司に言われるまでもなく、今の自分の手の中には6枚のカードが
しっかりと握られていた。
267:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:08:15.05 ID:xchiMuX50
〜花鶏〜
深夜二時、城戸真司は深い眠りの中にいた。
書き上げた幾つかの記事を編集長に送り終わったのが午後11時だった。
268:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:08:46.50 ID:xchiMuX50
「....」
そして、ベッドで眠る真司のポケットの部分に手をかざし、何かを
念じ始めると、数秒もしないうちに真司の龍騎のデッキが賭け布団の上に
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