佐野満「えっ?強くてニューゲーム?」
1- 20
266:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 23:07:46.92 ID:xchiMuX50
「おっ、六枚かぁ...」

 真司に言われるまでもなく、今の自分の手の中には6枚のカードが

しっかりと握られていた。 

 真司と手塚が周囲を警戒している中、蓮は手持ちのカードの種類を

確認し始めた。

 アドベント、ガードベント、ソードベント、ファイナルベントの四枚に

加えて、嬉しい事にトリックベントとコピーベントという前のデッキと

殆ど同じカードで構成されていたのだ。

(いける...これなら例え相手が北岡でも浅倉でもやれる!)

 心の中で固く拳を握りしめた蓮はアドベントのカードに封印されている

新しい相棒の名前を言葉にした。

「ガルドミラージュ...」

 先程封印したモンスターのAPは5500と中途半端な数値だったが、数値の

上では浅倉や真司の契約獣を僅かに上回っている。

 無論、今まで倒してきたモンスターのトータルで考えれば、今の自分は

大分劣るだろうが、そんなことは些末な問題でしかない。

「蓮。名前はどうするんだ?」

「名前?ああ、そうか。そう言えば忘れていたな」

「そうだな。契約モンスターからとってミラージュでいいか」

「ミラージュか...そうだな、蓮がそう言うなら俺達はそれでいいや」

 その瞬間、新たなライダーがここに誕生したのだった。

 仮面ライダーミラージュ。変身者は秋山蓮。

「よし、じゃあ帰るか」

 こうして、新たな力を得た秋山蓮は意気揚々と仲間達と共にミラー

ワールドから現実世界へと帰還したのだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
485Res/614.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice