青葉「けしの花びら、さえずるひばり。」
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109: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/08(月) 02:49:29.21 ID:hghrd//O0
今回はここまで。


110: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/10(水) 14:28:36.08 ID:nW+Vca+e0
泊りがけの演習も終わって、バスはいつもの鎮守府に着きました。
みんな、次々と降りていきます。このまま寮に帰って、後はゆっくりするのでしょう。

青葉には、真っ先に向かう場所がありますが。

以下略 AAS



111: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/10(水) 14:30:45.57 ID:nW+Vca+e0
「少尉から報告は受けたよ。頑張っていたそうじゃないか。」

「まぁ、何とか勝てたって感じでしたけどね…あ!そうだ!司令官、これお土産です!」

「これは懐かしいな、あそこの名物か…青葉、ありがとう。遅いけど、少しコーヒーでも飲もう。」
以下略 AAS



112: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/10(水) 14:32:10.67 ID:nW+Vca+e0

「そうだなぁ…たまには、青葉の話が聞きたいな。」

「青葉の…ですか?」

以下略 AAS



113: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/10(水) 14:33:14.95 ID:nW+Vca+e0
「司令官…少しだけ、嫌なお話になるかもしれません。

青葉の叔父さんは、ローカル誌の記者だったんですよ。
最初の戦闘の前、民間船が何隻か襲われたじゃないですか?
その船の中に、叔父さんも取材で乗ってて…そこで亡くなってしまいました。
以下略 AAS



114: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/10(水) 14:35:48.55 ID:nW+Vca+e0
「訊かれるって言うのも新鮮ですねえ、他に何か質問とか無いですか?」

「そうだな…じゃあ次は…変な話で申し訳ないのだけど、恋の思い出とかは?」

嫌な汗が背中を伝ったのは、その時の事でした。
以下略 AAS



115: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/10(水) 14:37:23.70 ID:nW+Vca+e0

「……そうですねぇ…高校生の時、彼氏がいたんですけど…二股されて、別れちゃいました。」

こんな事を伝えて、どうしたいんだろう。
ひとりにしないでなんて、言える間柄じゃないのに。
以下略 AAS



116: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/10(水) 14:38:58.03 ID:nW+Vca+e0

「……青葉?」

対面から隣へ移動して、そのまま横になりました。
この前と逆で、青葉が膝枕をしてもらう形で。
以下略 AAS



117: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/10(水) 14:40:06.87 ID:nW+Vca+e0
今回はここまで。



118:名無しNIPPER[sage]
2017/05/11(木) 01:15:56.66 ID:9xdPayjA0
おつおつ


119: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/05/15(月) 05:29:44.15 ID:QOyJbMOhO
歌が聴こえる。

どうやら青葉は、しばらく彼の膝で眠っていたようです。
血流なのか、衣擦れなのか。さわさわとした音が波のように頭の奥をくすぐって、意識はまだほわほわとしたままでした。

以下略 AAS



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