77: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/03/20(火) 09:13:26.63 ID:u9VHN11U0
女教師「さてと大体はこれくらいかな。なにか質問は――」
お姫様「先生、活動場所について」
78: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/07/08(日) 18:36:14.95 ID:vVNAR02v0
私は走っていた。無我夢中に。
79: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/08/12(日) 21:00:08.49 ID:tSti3zk10
という訳で、私は疲労もお嬢様も何もかもを置き去りにして、ただひたすらに足を動かした。
お姉ちゃんによく見られたい一心で。
80: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/11/02(金) 09:04:05.99 ID:rlpAyYI4O
正直足も痛いし息をするのも辛い。
だが、疲れたのにも価値がある。
81: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/11/02(金) 09:05:23.77 ID:rlpAyYI4O
いや、いやいや、頑張ったじゃん、私。
努力に対して、正当なご褒美貰えてもいいじゃん。
82: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/11/02(金) 09:06:46.62 ID:rlpAyYI4O
女「あ、ありがとう……」
女教師「あと……はいこれ。皆には内緒よ」
83: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/11/02(金) 09:08:26.10 ID:rlpAyYI4O
女「お姉ちゃん――――!」
女教師「な……なに?」
84: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/11/02(金) 09:09:32.99 ID:rlpAyYI4O
女「そんなことどうでもいいでしょ!? ほら、座んな。なんだったら膝枕するから横になりな! ほら!」
お嬢様「そ、そんな……わる――――ぃ」
85: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/11/02(金) 09:14:08.23 ID:rlpAyYI4O
お嬢様「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
女「わかった。わかったからそんなに謝んなくていいから」
86: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/11/02(金) 09:15:13.21 ID:rlpAyYI4O
その言葉にひとまずほっと息を吐き、なんであんなになるまで走ったのかを聞いた。
ひょっとしたらこの娘も先生のことを……という思いが鎌首をもたげたから。
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