79: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2018/08/12(日) 21:00:08.49 ID:tSti3zk10
という訳で、私は疲労もお嬢様も何もかもを置き去りにして、ただひたすらに足を動かした。
お姉ちゃんによく見られたい一心で。
校門につけばお姉ちゃんが頑張れだったり、すごいねだったり何かしら言ってくれる。
それを聞くたびに私は鼻の穴を膨らまして尻尾を振りながら、走り倒したのだ。
お姉ちゃんが私を見てくれる。
それがうれしくて。
わんわんお。
そして、
女教師「お疲れー」
走り切った。私は走り切ったのだ。
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