8:名無しNIPPER[sage]
2016/12/27(火) 23:21:33.50 ID:ZB6Qd9h4O
北斗の拳
9:名無しNIPPER[sage]
2016/12/28(水) 22:04:39.98 ID:XWQ0cEHVP
メール欄にsagaって入れると、ピーーーとかが解除されるよ
ムシキング
10:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:12:45.76 ID:DCQRcG4p0
02
朝食をとると、僕は新聞片手に執務室に向かった。
11:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:15:17.79 ID:DCQRcG4p0
北上はそう言ってから手にしたナンクロを開く。
それから、いつものように自分の椅子に座った。
僕はこの光景を見て疑問を覚えた。
仕事がなければ、このように北上はいつも何かしらで暇をつぶしている。
この光景に疑問を覚えたわけではない。
12:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:16:35.93 ID:DCQRcG4p0
「……いや、いい」
喉元まで言葉は出かかった。
けれど先は僕には言えなかった。
13:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:17:19.68 ID:DCQRcG4p0
北上はそれだけ言ってナンクロに戻った。
ひどく気分が落ち込んだ僕は、執務を再開しようとした。
だが、ばかに集中できない。
北上の顔を盗み見る。
14:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:26:57.32 ID:DCQRcG4p0
03
提督業を始めて最初に面食らったことはいくつかある。
中でも一番驚いたのは初期艦の不在であった。
共に成長していくはずの人材は回されず、
15:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:28:35.78 ID:DCQRcG4p0
きしむ扉を開け、軍服のボタンに手をやる。
しわにならないようにハンガーに引っ掛ける。
そのままベッドに倒れ込み、仰向けに汚れた天井を見る。
年季の入った天井のシミが笑い顔のように見えた。
16:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:29:37.98 ID:DCQRcG4p0
だが覚悟とは裏腹に気分が晴れずその場で寝返りを打つ。
二つ大きな懸念があった。
は、先ほどまで話していた北上の存在。
もう一つは、引き継いだ艦隊である。
17:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:31:41.24 ID:DCQRcG4p0
…彼女たちは悪い意味で特別である。
いい面を見れば、高い練度。
また同型艦と比較して……妙に強いと言う事実はある。
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