16:名無しNIPPER[saga]
2016/12/29(木) 21:29:37.98 ID:DCQRcG4p0
だが覚悟とは裏腹に気分が晴れずその場で寝返りを打つ。
二つ大きな懸念があった。
は、先ほどまで話していた北上の存在。
もう一つは、引き継いだ艦隊である。
…北上は悪い奴ではない。
仕事はこなす。
任務娘とアイテム屋娘も兼ねる。
そんな器用な女は彼女くらいだろう(北上の言葉を信じるなら、特例らしい)。
ただ、彼女が自分の元にいる理由を考えると気が重くなる。
彼女は、僕の監視だ。
上層部の意向を受け、僕と僕の艦隊を監視している。
その事実を思うと、暗澹たる気分になる。
…頭ごなしに反乱や暴走を疑われて気分がいいものか。
けれどもその監視も理由がないわけではない。
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