228: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:07:03.06 ID:z+8iKsTi0
――――
ゆみ「さて、もういい時間だな……」
紅い西空を見て、ゆみが窓を閉める。
229: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:07:55.77 ID:z+8iKsTi0
――――
マホ「キャーッ!イヤーッ!」
京太郎「やめろー!死にたくない!死にたくなーい!」
230: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:09:53.23 ID:z+8iKsTi0
――――
智美「さあ、なんでも好きなものを頼むがいいぞ!」ワハハ
マホ「うわぁ……なんでしょう、この凄く長い名前のパフェ。気になります!」
231: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:11:18.77 ID:z+8iKsTi0
智美「まだ一年半あるんだ、ゆっくり悩め。それはそれとして……佳織に勝つなんて、目標低くないか?
今日は何度かやってトップ取れなかったみたいだけど、見たところ佳織より打ててるよ」
マホ「そう……ですか?須賀先輩なんて、対局するたびに役満和了られてたんですけど」
232: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:12:50.88 ID:z+8iKsTi0
マホ「そうだ、蒲原さんは東横さんに慣れるまで、どうしてたんですか?」
京太郎(ああ、そうか。盲点だった)
智美も桃子を忘れないように、何か特別なことをしたのなら、それを参考にできるかもしれない。
233: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:13:57.53 ID:z+8iKsTi0
智美「モモはあの体質もあるからな。チャットじゃ普通に話せても、リアルの人付き合いはできないんだ。
いや、今はできてるけど、少なくとも本人はできないと思ってた――あの日までは」
『麻雀部三年 加治木ゆみだ』
『私は 君が欲しい!!』
234: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:15:05.13 ID:z+8iKsTi0
――――
京太郎(……そんなに風ないな。淀んでやがる)
梅雨ほどではないが、じめっとした空気が充満している。
235: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:16:15.50 ID:z+8iKsTi0
――――
〜宿〜
京太郎「ったく、帰りは死ぬかと思ったぞ……」
236: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:17:21.40 ID:z+8iKsTi0
――――
桃子は寝る前に、今日会った二人のことを考えていた。
桃子(真似っこさん……マホちゃんは、打ち方を真似すると真似した人の『力』も再現できるんすよね。
237: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/04/08(土) 19:18:21.68 ID:z+8iKsTi0
――――
桃子(フェア精神……っすかね。でも、ちょっと頑な過ぎっす。須賀君がミスしたわけでもないのに……)
基本的に桃子は、対局相手の見逃しをその人のミスとして認識していない。
238: ◆3em28n6/NM[sage saga]
2017/04/08(土) 19:27:04.51 ID:z+8iKsTi0
ふぅ、ようやく鶴賀編前編終了……。長らくお待たせして申し訳ない
>>205
すごく嬉しいけど、そんなに期待しないでくださいね……(小声)
360Res/314.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20