233:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 23:34:42.49 ID:IIiBXkp6O
『自分が隊長になるなんて思ってもいませんでした』
『何故ですか? さっきの射撃なんて目で追えないくらい早くて凄かったですよ?』
234:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 23:38:17.89 ID:IIiBXkp6O
けれど、楽しい時間は長く続かない。
断続的に続いていた地鳴りが次第に激しさを増したかと思うと、何かが降ってきた。
235:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 23:43:13.67 ID:IIiBXkp6O
『離れろッ!!!』
そうでした。彼は私を突き飛ばしたのでした。
236:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 23:45:21.09 ID:IIiBXkp6O
『おい、こっちだ化け物。獲物はこっちだ』
『ほら来いよ。掛かって来い。そうだ、来い。脳味噌ぶちまけてやるから覚悟しろデカブツ』
237:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 23:49:57.98 ID:IIiBXkp6O
「あ、あ、ああ…」
そうだ。彼は此処に、私の傍にいる。
238:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 23:58:14.07 ID:IIiBXkp6O
「あ、あ、ああ…」
そうだ。彼は此処に、私の傍にいる。
239:名無しNIPPER
2016/12/21(水) 00:00:02.87 ID:fls5fJtdO
一旦ここまで、また後で書くかもしれません
240:名無しNIPPER[sage]
2016/12/21(水) 00:19:50.46 ID:5ZJkqcSoo
乙
楽しみにしてる
241:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 02:23:26.97 ID:3nLW6oL9O
「はぁっ、はぁっ」
気付けば走り出していた。
242:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 02:24:51.27 ID:3nLW6oL9O
(世界は今、これで満たされている)
あの怪物が憎い。
243:名無しNIPPER[saga]
2016/12/21(水) 02:26:17.20 ID:3nLW6oL9O
悔しい、情けない。
やっと私の存在に気付いた怪物に無様に摘まみ上げられながら、ふと思った。
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