女神
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357:名無しNIPPER[saga]
2016/09/05(月) 22:44:22.30 ID:WlGCXGIKo

「まず聞いてもらいたいんだけど、僕と麻衣・・・・・・麻衣さんは付き合っている」

 会長はそう言った。

以下略 AAS



358:名無しNIPPER[saga]
2016/09/05(月) 22:44:54.33 ID:WlGCXGIKo

 会長がそう言った。会長にとっては過去の亡霊が再び現われたように感じて狼狽したの
かもしれないけど、今、私が探らなければいけないのは中学時代の会長の恋愛模様とかで
はなくて、麻人と二見さんに起きたことの真実だったのだ。だから正直に言って、今の私
には混乱した会長の心の整理に付き合っている余裕はなかった。でもその後に続く会長の
以下略 AAS



359:名無しNIPPER[saga]
2016/09/05(月) 22:45:26.85 ID:WlGCXGIKo

「麻衣・・・・・・さんにはまだ話していないよ。そして今の僕にとって一番大切なのは二見さ
んでも唯さんでもなく麻衣さんだけど、だからと言ってそういうフォローを君に頼もうと
したのでもないよ」

以下略 AAS



360:名無しNIPPER[saga]
2016/09/05(月) 22:45:55.25 ID:WlGCXGIKo

 とにかく私は、鈴木先生に二見さんの女神行為を知らせた犯人を突き止めたのだった。
それは会長だった。その行為は麻人をここまで苦しめているのだから、その実行犯である
会長に憎しみを感じてもいいはずだったのだけど、驚きのあまり感情までが麻痺して機能
しなくなったせいか憎しみや嫌悪よりは、このことの持つ意味が理解できないもどかしさ
以下略 AAS



361:名無しNIPPER[saga]
2016/09/05(月) 22:46:29.85 ID:WlGCXGIKo

「いろいろあったけど僕は麻衣とお互いに好きあう仲になって・・・・・・これは正直な気持ち
なんだけど僕にとってはもう優さんのこととかどうでもよくなって」

 会長は話を続けた。
以下略 AAS



362:名無しNIPPER[saga]
2016/09/05(月) 22:47:09.63 ID:WlGCXGIKo

 ここまでの話だけでも混乱していた私は、この話に加えて会長が何を言いたいのか予想
も出来なかった。そしてそんな私を気遣う余裕すらないように、普段は常に冷静な会長は
話を続けた。

以下略 AAS



363:名無しNIPPER[sage]
2016/09/05(月) 22:47:37.18 ID:WlGCXGIKo

今日は以上です
また投下します


364:名無しNIPPER[sage]
2016/09/06(火) 05:04:41.06 ID:tiEeZ9uYo
おつ


365:名無しNIPPER[sage]
2016/09/10(土) 09:52:24.95 ID:3IerfCxFO
おつんつん


366:名無しNIPPER[saga]
2016/09/27(火) 00:09:56.47 ID:JF3eK7aYo

「それにしても、具合の悪い唯さんが、なんでうちの学校の生徒会なんかに来たんだろう
ね」

 会長が聞いた。そう言われてみればそうだ。
以下略 AAS



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