196:名無しNIPPER[saga]
2016/04/17(日) 23:00:26.70 ID:GO5crQa4o
「いえ。特に何もしていません。よくわからなくて」
池山さんは言った。
197:名無しNIPPER[saga]
2016/04/17(日) 23:01:56.39 ID:GO5crQa4o
「ああ、ごめん」
僕はなるべく明るい声で彼女に言った。
198:名無しNIPPER[saga]
2016/04/17(日) 23:02:49.83 ID:GO5crQa4o
・・・・・・いったい池山さんは何を考えているのだろう。僕にはよくわからなかった。でも、
僕が今では彼女のことを気にしていることだけは確かなようだった。僕の当初の意図であ
った優のことを調べたいという目的に加えて、池山さんのことを知りたいという新たな目
的が僕にはできたのだった。僕は実は気が多いのかもしれない。僕は初めてそういう感想
199:名無しNIPPER[saga]
2016/04/17(日) 23:03:50.44 ID:GO5crQa4o
池山さんは、優とかその他の、僕に告白してきた女の子たちとはタイプが全く違ってい
た。どういうわけか僕が好きになる、あるいは僕を好きになる女の子は容姿は様々だった
けど、基本的にはしっかりとした性格のお姉さんタイプの女の子が多かった。でも、遠山
さんはちょっと違っていた。
200:名無しNIPPER[saga]
2016/04/17(日) 23:05:15.37 ID:GO5crQa4o
「じゃあ専ブラのインストールからしてみようか」
僕はマウスを持つ彼女の細く華奢な手をじっと見つめながらも、なるべく冷静に聞こ
えるように言った。
201:名無しNIPPER[saga]
2016/04/17(日) 23:08:07.56 ID:GO5crQa4o
「はい。というか、もう見たことはあるんです。でも、画像は削除されてるみたいで一枚
も見られなかったんですけど」
池山さんは相変わらず真面目な表情でとんでもないことを話し続けた。「ああいうのっ
202:名無しNIPPER[saga]
2016/04/17(日) 23:08:36.10 ID:GO5crQa4o
ようやく僕は部長らしい言葉を池山さんに対して口にすることができたのだった。
池山さんは僕の言葉を聞き再びうつむいてしまった。その時初めて僕には周囲のことを
気にする余裕が生じてきた。
203:名無しNIPPER[sage]
2016/04/17(日) 23:09:14.75 ID:GO5crQa4o
今日は以上です
また、投下します
204:名無しNIPPER[sage]
2016/04/26(火) 11:33:33.80 ID:SAoScxfQO
追いついた 期待
205:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 22:57:47.52 ID:lwUWxol4o
「池山さん、ちょっと付き合ってくれないかな」
女性を誘うのが苦手な僕だったけど、悩みを持つ相手に対してはまた別だった。高校に
入学してから二年以上こういうことをしていなかったのだけど、中学時代に駆使したスキ
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