末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
1- 20
76: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/01/30(土) 01:32:08.92 ID:bj+dknBb0
肖像画の部屋。

ドア:ガチャ…

次兄「…………暗い」
以下略 AAS



77: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/01/30(土) 01:34:17.44 ID:bj+dknBb0
(師匠「少女との…兄妹との別れは済んだか?」)

(野獣「ええ」)

(師匠「寂しいだろう?」)
以下略 AAS



78: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/01/30(土) 01:36:31.20 ID:bj+dknBb0
(師匠「……現在、この世に残っている過去の人物の肖像画は単なる芸術作品、あるいは単なる歴史的資料だ」)

(師匠「当時関わった人間が何を思っていたか窺い知れるのは、その中でもごく僅か」)

(師匠「ほとんどはわからんと言ってよいくらい」)
以下略 AAS



79: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2016/01/30(土) 01:37:18.76 ID:bj+dknBb0

※ここまで。次回は最低でも一週間後に…※



80:名無しNIPPER[sage]
2016/01/30(土) 02:29:52.58 ID:3/ZTru3AO

みんなで料理してるの可愛いな


81: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2016/02/08(月) 23:11:32.53 ID:YGk031uu0

※お知らせのみ。次回投下はあと2〜3日後の予定です…※


82: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/02/12(金) 01:25:30.79 ID:UiQ0p+yt0
王子「では、覆いを開きます、皆さん……」グッ

末妹「はい……」

次兄「どきどきわくわく」
以下略 AAS



83: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/02/12(金) 01:27:02.36 ID:UiQ0p+yt0
次兄「……なんて、さっきも言ったけどあくまでも直感」

次兄「見たとたん、俺の心にずっしり来たのを言葉にしたら、そんな感じなんだ……」グシュン

菫花「君たち……」
以下略 AAS



84: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/02/12(金) 01:27:43.13 ID:UiQ0p+yt0
師匠「儂は『この男』を、そんな立場に立たされる前から知っているが」

師匠「…………彼の人生は彼の思い描いた通りに行かなかった」

師匠「おそらくは、『彼女』も」
以下略 AAS



85: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/02/12(金) 01:29:07.27 ID:UiQ0p+yt0
末妹「今は、いつもと同じように何の違和感もありません」

末妹「……野獣様の欠片に野獣様の『心』が残っていたのかもしれません」

末妹「正直に言います、私は……あまりにも、自分の両親の結婚式の絵と、違い過ぎて」
以下略 AAS



86: ◆54DIlPdu2E[saga]
2016/02/12(金) 01:29:52.21 ID:UiQ0p+yt0
次兄「うーん、俺の直感は案外当たっていたんでしょうね、おっさんの話によると」

次兄「この画家は天才で、この絵を描いたより後の時代にはもっと活躍した」

次兄「でもやっぱり、この絵はできるだけ忘れていたかったと思う」
以下略 AAS



689Res/550.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice